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「広がる冬の楽しさ」第2回全国障がい者スノーボード選手権大会&サポーターズカップ

2016.03.14

2016年3月12日(土)~13日(日)に、長野県白馬乗鞍温泉スキー場で、「第2回全国障がい者スノーボード選手権大会&サポーターズカップ」が開催された。主催は一般社団法人障がい者スノーボード協会で、大会には、障がい者17名、健常者6名の計23名が参加した。
競技種目はスノーボードクロスで、障がい者の部のみ区分が下腿義足と大腿義足に分かれている。コースは全長400mで、ウェーブと呼ばれる起伏やジャンプ台、大きくカーブしたバンクもコース上には設置されている。コース上の起伏は、高いところで1mを優に越える。コースには三角形の旗が設置されており、選手は旗の間を通過しながらゴールラインまで滑り降りる。
1日目はコース説明と公式練習が行われた。参加者は1人ずつ順に滑りながらコース確認し、コースに慣れてきたところでレースを想定して2名ずつの試走を行っていた。安全走行のため、コースのポイントごとにスタッフが配置されている。
予選では最初に一人ずつタイムトライアルを行い、タイムトライアルの順位によってペアが組まれ、2人ずつでレースをしながら勝ち上がり方式で優勝者を決定した。

今大会に参加している障がいのある選手は、全員下肢に障がいがある。義足や装具を使用している選手が多く、バランスを取る難しさは時折感じるものの、滑っている時は全くと言っていいほど障がいがあることはわからない。滑り降りる姿を見ていると選手たちの躍動感に引き込まれていく。

障がい者スノーボードの競技人口はまだあまり多くはないが、レクリエーションとしてスノーボードを楽しんでいる人たちの中に輝く原石が埋もれているかもしれない。
冬を楽しむスポーツとして、スピード感溢れる競技として、スノーボードにはまだまだ可能性がある。
■大会結果 ※上位2名のみ
○下肢障害その他の部
第1位 ナリタ グリム
第2位 モモセ カツヨシ
○大腿義足男子
第1位 オグリ ダイチ
第2位 ナカガワ キヨハル
○下腿義足女子
第1位 サトウ ナオミ
第2位 アベ ミカ
○下腿義足男子
第1位 ヤマモト フミオ
第2位 スズキ リュウタ
○健常者サポーター
第1位 マツガノ メグム
第2位 ヨネダ アキラ