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「進む二つの交流」第4回ローンボウルズジャパンオープン国際大会

2015.11.19

2015年11月1日(日)~3日(火)に、横浜カントリーアンドアスレティッククラブ(神奈川県横浜市)で、「第4回ローンボウルズジャパンオープン国際大会」が開催された。主催は、国内のローンボウルズ統括団体であるNPO法人ローンボウルズ日本。
香港やシンガポールなどアジア6カ国と日本国内の8チーム含め全14チームが大会に参加した。
ローンボウルズはヨーロッパやオーストラリアでは盛んに行われている、ボウリングの起源になったとも言われるスポーツだ。
ジャックボールと呼ばれる目標球に向かって、30m先から中心軸の偏った偏芯球を転がして、よりジャックボールに近づけた方が勝ちとなる。
ローンボウルズは障がいの有無に関係なく一緒に行えるスポーツでもあるため、日本国内でも練習会や交流戦を行うことが多い。この大会においても同様で、第1回大会から障がい者チームが出場している。
○競技
今大会は3人一組のトリプルズで行われ、3名の内1名は女性が入るというルールになっている。
試合は参加全14チームを2グループに分けて総当たり戦を行い、各グループの上位2チームが決勝トーナメント進出する。その他のチームはコンソレーションへとまわる。
○TEAM JAPAN DISABLED
今大会に出場した「JAPAN DISABLED」のメンバーである植松博至さん、植松寿子さん、柴森厚一郎さんは普段兵庫県で活動をしており、今大会以前にも国際大会に出場した経験をもつ。
競技は障がいの有無に関わらず通常通りのルールで進められるのだが、障がいに応じて工夫をしている部分がある。
植松博至さんは右の手と足に麻痺があるため、片方の膝を地面につけて体を安定させた状態でボウルを転がす。また、麻痺がある右側の手足は気温変化に弱く、気温が低下すると動きにくくなってしまう。そのため、厚着をして体が冷えないように気をつけている。このようにより競技を行いやすいようそれぞれが自分の障がい特性に合わせて工夫をしているのだ。

障がいの有無をも越えた国際交流は、ローンボウルズを愛する人たちが作り上げた素晴らしい文化だ。
日本のローンボウルズ界でもこの素晴らしい文化は受け継がれている。
○大会結果
優 勝 香港
準優勝 タイ
第3位 マカオ

ローンボウルズ日本
兵庫車椅子ローンボウルズクラブ