「目指せ!東京!」 長良川パラトライアスロン大会
2016.08.22
2016年8月21日(日)、岐阜県海津市の国営木曽三川公園内にあるアクアフィールドトライアスロンコースにて、長良川パラトライアスロン大会が開催された。
国営木曽三川公園とは、愛知、岐阜、三重の3県にまたがる日本一広い国営公園であり、
展望タワーがあったり、バーベキューができたり、マラソンコースやサッカーグラウンド、テニスコートなどがあったり、東海地方の人々のレクリエーションスポットである。
2016長良川パラトライアスロン大会は、総距離25.75km(スイム750m バイク20km ラン5km)のスプリントであり、パラの部では東は東京、西は長崎まで総勢19名(ガイドランナー3名含む)がエントリーしていた。障がいの程度は、車いすの選手、視覚に障がいがありガイドが付く選手、聴覚に障がいがあり手話通訳者が帯同する選手、義肢の選手など様々である。
国営木曽三川公園とは、愛知、岐阜、三重の3県にまたがる日本一広い国営公園であり、
展望タワーがあったり、バーベキューができたり、マラソンコースやサッカーグラウンド、テニスコートなどがあったり、東海地方の人々のレクリエーションスポットである。
2016長良川パラトライアスロン大会は、総距離25.75km(スイム750m バイク20km ラン5km)のスプリントであり、パラの部では東は東京、西は長崎まで総勢19名(ガイドランナー3名含む)がエントリーしていた。障がいの程度は、車いすの選手、視覚に障がいがありガイドが付く選手、聴覚に障がいがあり手話通訳者が帯同する選手、義肢の選手など様々である。
当日の海津市の天候は快晴で、太陽の日差しが非常に強い。(気温:30.0℃ 水温:27.0℃、風速:2m ※朝8時時点)競技前に佐藤圭一選手にお話を聞くことができたが、「少し小雨が降っていた方が嬉しい」とおっしゃっていたが、偽らざる本音なのであろう。
ただ立っているだけでも汗が吹き出し、日焼け止めをうっかり忘れてしまった記者にとっては、日差しとの戦いでもあった。
定刻の9時ちょうどに競技はスタートした。競技はスイムから始まるため、アスリート達は、一斉に長良川に入る。スタート時は和気あいあいとしており、「ロケットスタート切ったるわー」等、笑顔で宣言している選手もいた。が、スタートの合図が鳴ると、選手達の表情は一転する。さっきまでの朗らかな雰囲気がうそのように、激しい水しぶきが選手達の真剣さを物語っていた。
ただ立っているだけでも汗が吹き出し、日焼け止めをうっかり忘れてしまった記者にとっては、日差しとの戦いでもあった。
定刻の9時ちょうどに競技はスタートした。競技はスイムから始まるため、アスリート達は、一斉に長良川に入る。スタート時は和気あいあいとしており、「ロケットスタート切ったるわー」等、笑顔で宣言している選手もいた。が、スタートの合図が鳴ると、選手達の表情は一転する。さっきまでの朗らかな雰囲気がうそのように、激しい水しぶきが選手達の真剣さを物語っていた。
スイムの取材中に、記者の横にいた女性が「佐藤選手、がんばれー!」と大きな声で声援を送っていた。日傘を差しながらも、ガラケーを片手に写真を取っていた姿が印象的であった。記者はチャレンジド・スポーツの様々な競技の取材をさせていただいているが、応援されている方の多くは、選手のご家族や職場の方等のご関係者の方が多い印象で、その方はそのどちらにも当たらない印象を受けたため、思わず話しかけてしまった。
聞けば、佐藤圭一選手の大ファンとのこと。
「以前、クロスカントリースキーで同選手を見た時にファンになった」と、少し照れくさそうにお話されていた姿が印象的だ。
三重県にご在住とのことで、今回の大会は家からも近いとのことで是非とも応援したいと駆けつけたとのこと。佐藤圭一選手がトップでゴールテープを切った時には、取材陣よりもベストポジションを取り、ガラケーで写真を撮られていた。その写真は、彼女にとって宝物となることに間違いはないだろう。
聞けば、佐藤圭一選手の大ファンとのこと。
「以前、クロスカントリースキーで同選手を見た時にファンになった」と、少し照れくさそうにお話されていた姿が印象的だ。
三重県にご在住とのことで、今回の大会は家からも近いとのことで是非とも応援したいと駆けつけたとのこと。佐藤圭一選手がトップでゴールテープを切った時には、取材陣よりもベストポジションを取り、ガラケーで写真を撮られていた。その写真は、彼女にとって宝物となることに間違いはないだろう。
リオパラリンピックの影響もあってか、少しずつチャレンジド・スポーツのメディア露出も増えてきている。彼女のように「この選手を応援したい!」と思う選手を一人でも見つけてみるのも、チャレンジド・スポーツを楽しむきっかけになるのではないだろうか。
競技が終わった佐藤圭一選手にインタビューをさせていただいた。
記 者:以前取材をさせていただいた際に、スイムに課題があるとのお話であったが、
本日の出来はどうでしたか?
佐藤選手:スイムについては、あと1分はタイムを縮めなければいけないと思っている。
東京パラリンピックに出場するためにも、バイクに関しては30分以内、ランに
ついても18分フラットまでタイムを縮めたい。
また、今後出場するワールドカップについても常に5位以上に入り、ポイント
を獲得しなければいけない。
競技後には、バイクを漕ぎ、クールダウン、リカバリーをされている点からも意識の高さが伺えた。まだまだ佐藤選手の挑戦は続く。
大会の最後には、出場選手がみな集まり記念撮影を行った。
佐藤圭一選手の「山田選手、木村選手、リオ頑張ってきてください。他の選手は東京頑張るぞ!オーーーー!!」の掛け声のもと、全選手が熱く拳を握りしめた。
今大会出場したPT1の木村潤平選手、ガイドランナーとして参加した山田敦子選手が、
リオデジャネイロパラリンピックに出場する。
地球の裏側での活躍を期待せずにはいられない。
■今大会の主な出場選手
男子PT1:木村潤平選手
男子PT2:中山賢史朗選手
男子PT3:宇田秀生選手
男子PT4:佐藤圭一選手
女子PT5:山田敦子選手
■岐阜県トライアスロン連合(当日の競技結果もこちらから閲覧可能)
■他のトライアスロン記事はこちら
■CHALLEATHチャレンジド・スポーツのポータルサイト
競技が終わった佐藤圭一選手にインタビューをさせていただいた。
記 者:以前取材をさせていただいた際に、スイムに課題があるとのお話であったが、
本日の出来はどうでしたか?
佐藤選手:スイムについては、あと1分はタイムを縮めなければいけないと思っている。
東京パラリンピックに出場するためにも、バイクに関しては30分以内、ランに
ついても18分フラットまでタイムを縮めたい。
また、今後出場するワールドカップについても常に5位以上に入り、ポイント
を獲得しなければいけない。
競技後には、バイクを漕ぎ、クールダウン、リカバリーをされている点からも意識の高さが伺えた。まだまだ佐藤選手の挑戦は続く。
大会の最後には、出場選手がみな集まり記念撮影を行った。
佐藤圭一選手の「山田選手、木村選手、リオ頑張ってきてください。他の選手は東京頑張るぞ!オーーーー!!」の掛け声のもと、全選手が熱く拳を握りしめた。
今大会出場したPT1の木村潤平選手、ガイドランナーとして参加した山田敦子選手が、
リオデジャネイロパラリンピックに出場する。
地球の裏側での活躍を期待せずにはいられない。
■今大会の主な出場選手
男子PT1:木村潤平選手
男子PT2:中山賢史朗選手
男子PT3:宇田秀生選手
男子PT4:佐藤圭一選手
女子PT5:山田敦子選手
■岐阜県トライアスロン連合(当日の競技結果もこちらから閲覧可能)
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