長野サンダーバーズが優勝「パラアイスホッケー第30回国内クラブ選手権大会」
2022.03.27
長野サンダーバーズ 馬島誠選手
2022年3月26日(土)、愛知県名古屋市の日本ガイシアリーナにて、「パラアイスホッケー第30回国内クラブ選手権大会」が開催された。
日本パラアイスホッケー協会には、パラアイスホッケーのクラブチームが7チーム登録されているが、今回の大会では、「長野サンダーバーズ」「ロスパーダ関西」「東海アイスアークス」の出場3チームによる総当たり戦が行われた。
長野サンダーバーズは、現在日本で一番歴史のあるクラブチームで、1998年の長野パラリンピック前に設立され、日本のパラアイスホッケーを牽引してきたチームだ。長野に対し、ロスパーダ関西・東海アイスアークスといった設立間もない若手中心のフレッシュなチームがどのように戦うかが、今大会の見どころのひとつであったが、パラリンピック経験者が多く在籍している長野サンダーバーズが貫録の勝利をあげた。
【試合結果】
第一試合 長野サンダーバーズ 15-0 東海アイスアークス
第二試合 ロスパーダ関西 13-0 東海アイスアークス
第三試合 長野サンダーバーズ 11-2 ロスパーダ関西
【順 位】
1位 長野サンダーバーズ
2位 ロスパーダ関西
3位 東海アイスアークス
日本パラアイスホッケー協会には、パラアイスホッケーのクラブチームが7チーム登録されているが、今回の大会では、「長野サンダーバーズ」「ロスパーダ関西」「東海アイスアークス」の出場3チームによる総当たり戦が行われた。
長野サンダーバーズは、現在日本で一番歴史のあるクラブチームで、1998年の長野パラリンピック前に設立され、日本のパラアイスホッケーを牽引してきたチームだ。長野に対し、ロスパーダ関西・東海アイスアークスといった設立間もない若手中心のフレッシュなチームがどのように戦うかが、今大会の見どころのひとつであったが、パラリンピック経験者が多く在籍している長野サンダーバーズが貫録の勝利をあげた。
【試合結果】
第一試合 長野サンダーバーズ 15-0 東海アイスアークス
第二試合 ロスパーダ関西 13-0 東海アイスアークス
第三試合 長野サンダーバーズ 11-2 ロスパーダ関西
【順 位】
1位 長野サンダーバーズ
2位 ロスパーダ関西
3位 東海アイスアークス
また、今回の大会には、パラアイスホッケーからパラパワーリフティングに競技転向をした馬島誠も、長野サンダーバーズのプレーヤーとして5年ぶりに試合に参加した。
馬島は試合後、このように振り返った。
(馬島)
「私は2000年から長野サンダーバーズの一員としてパラアイスホッケーを始めて、2006年のトリノパラリンピック、2010年のバンクーバーパラリンピックに出場しました。その後、2020年の東京パラリンピックを目指してパラパワーリフティングに競技転向しましたが、その間も、長野サンダーバーズの代表としてパラアイスホッケーに関わってきました。
私自身、微力ながら、側面からパラアイスホッケーを支えてきたつもりですが、日本のパラアイスホッケーは競技人口も少ないため、ここ数年は世界で勝つことが難しく、今回の北京パラリンピックにも出場することができませんでした。そういった状況を目の当たりにし、やはり、まずは国内のクラブチームを盛り上げて、土台をしっかりさせて、この競技をやりたい、興味がある、と思った人が気軽に見たり体験したりできる環境をつくる必要があるということと、自分自身もまた選手としても活動してみて、選手目線でさらにやるべきことを模索していく必要があるのではないかと思い、今回の大会に選手として参加しました。全く練習できておらず、本当に久しぶりなので非常に疲れましたが、チームのみんなでフォローし合って戦う楽しみもまた感じることができました。得点も決めることができました。これを機会に、また日本のパラアイスホッケーのためにできることは主体的にしていきたいと思っています。」
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馬島は試合後、このように振り返った。
(馬島)
「私は2000年から長野サンダーバーズの一員としてパラアイスホッケーを始めて、2006年のトリノパラリンピック、2010年のバンクーバーパラリンピックに出場しました。その後、2020年の東京パラリンピックを目指してパラパワーリフティングに競技転向しましたが、その間も、長野サンダーバーズの代表としてパラアイスホッケーに関わってきました。
私自身、微力ながら、側面からパラアイスホッケーを支えてきたつもりですが、日本のパラアイスホッケーは競技人口も少ないため、ここ数年は世界で勝つことが難しく、今回の北京パラリンピックにも出場することができませんでした。そういった状況を目の当たりにし、やはり、まずは国内のクラブチームを盛り上げて、土台をしっかりさせて、この競技をやりたい、興味がある、と思った人が気軽に見たり体験したりできる環境をつくる必要があるということと、自分自身もまた選手としても活動してみて、選手目線でさらにやるべきことを模索していく必要があるのではないかと思い、今回の大会に選手として参加しました。全く練習できておらず、本当に久しぶりなので非常に疲れましたが、チームのみんなでフォローし合って戦う楽しみもまた感じることができました。得点も決めることができました。これを機会に、また日本のパラアイスホッケーのためにできることは主体的にしていきたいと思っています。」
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