勝利がもたらす自信、挑戦者から優勝候補へ「2023大阪国際車いすテニストーナメント(2023 OSAKA OPEN)」
2023.09.26
シングルス準優勝・ダブルス優勝の河野直史
2023年9月21日~24日、大阪府の靭テニスセンターで「2023大阪国際車いすテニストーナメント(2023 OSAKA OPEN)」が開催された。今大会には、国内から約60名の選手が参加した。
男子シングルスで優勝を狙うのは、8月に岐阜、宮城の2大会で男子シングルスを制した河野直史。自信を持って今大会に臨んだ河野は、準決勝までストレートで勝ち上がった。決勝戦では、第1シードで今大会好調の川合雄大と対戦。河野は川合に善戦するものの、川合の勢いを止めることができず、4-6、4-6のストレートで敗れた。優勝の川合は、嬉しいシングルス初タイトルとなった。シングルス準優勝となった河野だが、ダブルスでは竹田浩之とのペアで優勝。3大会連続でのタイトル獲得となった。
男子シングルスで優勝を狙うのは、8月に岐阜、宮城の2大会で男子シングルスを制した河野直史。自信を持って今大会に臨んだ河野は、準決勝までストレートで勝ち上がった。決勝戦では、第1シードで今大会好調の川合雄大と対戦。河野は川合に善戦するものの、川合の勢いを止めることができず、4-6、4-6のストレートで敗れた。優勝の川合は、嬉しいシングルス初タイトルとなった。シングルス準優勝となった河野だが、ダブルスでは竹田浩之とのペアで優勝。3大会連続でのタイトル獲得となった。
クァードクラスで上位入賞を狙うのは第2シードの池田拓也。池田は、今年アジアを中心に国際大会に出場し経験を積むと共に、今年3月時点で61位だった世界ランキングを、9月には39位(9/21時点)まで上げてきている。池田は試合前「昨年の大阪オープンでは、宇佐美さん(今大会第1シード)に負けてしまった。今年は、決勝までいって宇佐美さんにリベンジしたい。」とシングルスの目標を語った。池田は宣言通り初戦、準決勝をストレートで勝ち上がり、決勝戦で第1シードの宇佐美彗と対戦。池田は、第2セットに粘る場面があったものの、1-6、3-6の0-2で宇佐美に敗れ、準優勝となった。
シングルス準優勝の池田は、ダブルスでは宇佐美とのペアで優勝を手にした。池田は今大会以後、強化合宿を挟み、台湾、マレーシアでの国際大会に出場を予定。更に経験値を高め、競技力向上と世界ランキング上昇を狙う。
川合、河野、池田のように、勝利と国際大会での経験で自信を高め、挑戦者から優勝候補一角となる選手が出てきている。国際大会は1年を通して各地で大会が開催されるため、選手たちのシーズンはまだまだ続く。
シングルス準優勝の池田は、ダブルスでは宇佐美とのペアで優勝を手にした。池田は今大会以後、強化合宿を挟み、台湾、マレーシアでの国際大会に出場を予定。更に経験値を高め、競技力向上と世界ランキング上昇を狙う。
川合、河野、池田のように、勝利と国際大会での経験で自信を高め、挑戦者から優勝候補一角となる選手が出てきている。国際大会は1年を通して各地で大会が開催されるため、選手たちのシーズンはまだまだ続く。
女子は、第1シードの佐々木千依が、第2シードの須田恵美を破って昨年に続き2連覇。ダブルスは、深山知美・須田恵美のペアが優勝した。
■各クラス優勝者(メインのみ)
男子シングルス 川合 雄大
女子シングルス 佐々木 千依
クァードシングルス 宇佐美 慧
男子ダブルス 河野 直史、竹田 浩之
女子ダブルス 深山 知美、須田 恵美
クァードダブルス 宇佐美 慧、池田 拓也
■各クラス優勝者(メインのみ)
男子シングルス 川合 雄大
女子シングルス 佐々木 千依
クァードシングルス 宇佐美 慧
男子ダブルス 河野 直史、竹田 浩之
女子ダブルス 深山 知美、須田 恵美
クァードダブルス 宇佐美 慧、池田 拓也